新刊紹介

GURUTOGI 4月号 インサン・Lukas インタビュー

GURUTOGI 4月号 インサン・Lukas インタビュー



歌集パク・サンミンのバックのバンドマスターを勤め、またBIGBANGやアン・ジェウク、K.WILLのツアーにも参加して、その繊細なプレイ、またときに力強いブローでK-POPを盛り上げるサックスプレイヤー、Insung(イ・インサン)。彼は縁の下の力持ちだけでなく、自らもソロ活動を行っている。3月には自らのグループ、Lukasを率いて初の単独来日を果たし、ライブツアーを行った。取材は3月4日のツアー最終日、イベントへへゲスト出演したGINZA K-PLACEでのライブの会場へお邪魔した。ステージでは中島美嘉のカバー「雪の華」、そして自身のオリジナル曲「Someday in Autumn」の二曲、それだけにとどまらず、予定外でやはりオリジナルの「Oh Happy Day」の併せて三曲を演奏した最初の二曲では、繊細でメロウなプレイを、そして最後の曲ではまさにタイトル通りのハッピーな演奏を繰り広げ、観客をのせていた。そのライブの合間の楽屋で、5月に発表を予定しているアルバムの構想、日本でのライブの感想などについて話を聞いた。一問一答に、すぐ反応せず、ふと考え込んでから話し出す様子に、彼の真摯な人柄が見え隠れするインタビューだった。

「軍隊の命令で渡されたサックスが運命の出会いになりました。」

サックスプレイヤー インサン・Lukas インタビュー

Q.自己紹介をお願いします。
A.サックスプレイヤーのイ・インサン、Lukasという名で活動しています。これは僕自身の名前でもあり、バンドの名前でもあります。イ・インサンという名前は韓国でありがちなので、この名前で活動しています。昨年シングルアルバムを2枚発表し、現在は5月のアルバム発表に向けて準備をしています。今回は単独公演として初の来日です。

Q.ミュージシャンになったきっかけは?
A.6歳からピアノを習っていました。学校は特に音楽の専門教育を受けていたわけでなく、大学も、数学科で統計学を学んでいました。職業としてのミュージシャンを意識するようになったのは、兵役で軍楽隊に配属されてサックスに出会ったのがきっかけです。

Q.軍楽隊には志願ではいられたのでしょうか、また、軍楽隊でのサックスとの出会いについてお話ください。
A.大学を休学して、普通に兵役に行ったのですが、ピアノの素養があるということで、軍楽隊に配属されたようです。そこで命令でサックスを演奏するようになりました。軍隊で吹いていたのはアルトサックスだけですが、今は、ソプラノサックス、テナーサックスも持ち替えで吹いています。

Q.和音を奏でられるピアノと、単音の楽器であるサックス、手にされて違和感はありませんでしたか。
A.それは感じませんでした、すごく良い感じで。国民の義務を果たすために入った軍隊の命令で渡されたサックスが運命の出会いになりました。兵役を終わって、これが自分の道だと信じて、より深めるために大学院にすすんでサックスを専攻しました。

Q.軍楽隊の生活というのは、音楽漬けの生活だったのでしょうか?
A.そうではありません、通常の軍務、訓練が半分、音楽の練習が半分、軍務と音楽半々の暮らしでした。

Q.大学院で学んで、実際に職業としてミュージシャンは、どのように活動を始められたのでしょうか。
A.大学院時代に、地上波の放送局のバンドに入って、いろいろな歌手の皆さんとセッションをしました。そのままでは、ソロとして成功するのはなかなか難しいです、そこでソロアルバムを発表することにしました。

Q.ソロアルバムは、韓国では最近、デジタルシングルが多いですが、どんな形で発表されたのでしょうか。
A.通常のCDで発表しました。おっしゃる通り、最近の韓国ではデビュー盤だと、デジタルシングルの配信が多いですが、作品性を残すために、あえて通常のCDで発表しました。また、通常のCDの方がプロモーションでも有利ですから。

Q.現在のグループとしてのLUKASについて教えてください。
A.今は、僕のサックスと、ドラム、ベース、キーボード、ギターの5人編成です。ボーカルが欲しい時はゲストをお願いしています。セッションの仕事で出会った仲間、そして現在、学校でも教えていまして、その卒業生の巧いプレイヤーと組んでいます。

Q.パク・サンミン氏を始め、色々なK-POPのアーティストの皆さんのバックを務めていますが、ソロとしてご自身がメインで演奏される時と、何か違いはありますか。
A.バックバンドとして演奏するときも、ソロとして演奏するときも一所懸命に演奏する気持ちは変わりません。ただ、ソロで活動するときにはやはり自分の責任感というものがより重く感じます。

Q.今回、日本での公演はいかがでしたか。

A.初めてのソロ公演で、どういう反応があるか不安が多かったのですが、どこでもいいお客さんで良い反応をいただき、その心配はなくなりました。また、持ってきたCDも完売して、感謝しています。また、今回共演した日本のミュージシャン、Migiwaさん、山下静さんとも良い方々で、感動しました。5月に発表するアルバムではこのお二人とのコラボも考えています。

Q.他にやってみたい分野の仕事はありますか?
A.そうですね、ドラマに挑戦してみたいです。単なる俳優ではなく、僕のサックスプレイヤーとしての見せ場、演奏シーンなどがあるような役をやってみたいですね。ただ、最近はモムチャン(マッチョ)な俳優に人気があるので、最近はトレーニングをしています。モムチャンサックスプレイヤーで人気が出れば、また知名度が上がるかもしれません(笑)。また、ドラマに出れば

Q.学校で教えていらっしゃいますが、日ごろ学生の皆さんにはどんな事を教えていらっしゃいますか。
A.ただ、音楽の理論やテクニックだけでなく、人生の先輩としてアドバイスもします。また、現場で僕が体で覚えたことも伝えるように教えています。いつも言っているのは、何か一所懸命に努力すれば音楽だけでなく、何かの分野で成功することができると教えています。

Q.好きなアーティストはどんなかたがたでしょうか。
A.音楽活動を始めた時には、日本のT-SQUAREや、ディメンションが気に入っていました。今は、アメリカのDave Kozさんのロマンテイックで感動的な音色、そして、日本の本田雅人さんの卓越したテクニックにあこがれています。

Q.今後の活動予定についてお話ください。
A.5月に出すフルアルバムの準備、レコーディングがまずあります。12曲くらい入る予定で、僕がバンマスを勤めているパク・サンミンさんにも一曲歌ってもらう予定です。また、今回のツアーで出会ったMigiwaさん、山下静さんともレコーディングをしようと考えています。5月のアルバムが出たら、日本にまた来てプロモーションする予定です。大きい会場でも、小さな会場でも好き嫌いなく演奏したいと思っています。もちろん、アルバムが出る前でも声がかかればまた来ます。距離も近いですからね。

Q.最後に読者にメッセージをお願いします。
A.初めての日本の単独公演で、客席からいい印象をもっていただき、気持ちよく韓国に帰ることができ、感謝します。これから、より日本での活動に興味をもっていきたいと思います。次にお会いできるよう願っています。Lukasにこれからも感心を持ってください。
-ライブのリハーサルのあいだにお邪魔しました。本日はありがとうございます。

インサン・Lukas 問い合わせ先
株式会社 オフィスヨンソン

http://www.youngsun.co.jp/

コリアンビート編集部

5月 2nd, 2014

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